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互いに貢献する能力とお金は関係ない

2011年4月9日

地震から一ヶ月が経とうとしています。
被災地の被災者、原発事故による避難者の方々は、
不自由な生活を送っていると思います。

そこで、被災者避難者の人達全員にクレジットカードを
配るのはどうだろうか。
クレジットカードの請求引き落とし口座を国庫にすれば、
復興再建にその人達も個々に参加できるのではないか。
勿論、クレジットカードには戸籍に準ずる情報と職業経歴
健康状態の分かるカルテと顔写真と生体認証。
新生児から高齢者まですべての人に配るのである。
そうすれば、その人達が個々に必要にしているものや環境を
すぐに得る事が出来る筈である。
地域の人達を集めて、集団で移住することも出来るだろう。
クレジットカードといっても限度額は一枚につき、数千万円単位でも良いだろう。
漁船を津波で流され失ってしまった漁民の人達は、
新しく船を購入して、安全な海域で漁をすれば良いだろう。
地元で郷土料理を出していた食堂の人は、
安全な場所でまた食堂を営業すれば良いだろう。
学業優秀やスポーツに励んでいた学生も、
同じ様な教育や今までの様に練習できる環境を
そのクレジットカードを使って創れば良いだろう。
そのすべての総額の限度を25兆円にすれば、
無駄無く、時代ニーズにあった使われ方をした後に
再建完了になるはずだ。

ただし条件がある。
期限は再建完了まで。
現金化は出来ない。
また、明細の中に不必要なモノやサービスに使用した時は、
後で自腹で払うということ。

クレジットカートにするメリットは、
該当者以外の使用が出来ない事。
期限終了後に無機能化できること。
使用時に中間搾取されないこと。
です。
募金 義援金 ボランティア等の対価相当の物も
一括してこの被災者避難者使用国庫口座に入れる事で
100パーセント使われるだろう。

そして、必要な場所、必要なシステム、必要な時間が経過 した後に得る
経済活動の収入は今まで通りに税金もかかるし貯金もできるのである。

被災者避難者は今まで経済活動をしっかりやっていた人達なのです。
どうも経済的に可哀想に思っている人が多く見かける事に
すこし懸念を感じています。

思いやりの心で向かい合わなければならないのは、
家族や親戚 友人を亡くしてしまったり、
行方不明のまま再会出来ずにいたり、
住み慣れた街並や愛着のあったものなどを
失ってしまった事への気持ちにするべきである。

クレジットカートを配る事で、早く再建するだろうし、
そのクレジットカードを使われる側も、変な差別や遠慮することなく
今まで通りで普段の経済活動ができるはずである。

みんなそれぞれが互いに貢献する能力で社会はできている。
被災した人、避難している人、その人達の能力をみんなが待っている。

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